どうも小笠原です。

 

皆さんは「形態は機能に従う(Form Follows Function)」という言葉を知っていますか?

 

建築家 ルイス・サリヴァンが残したデザインを学んでいたら必ずどこかで聞くことになるこの言葉

合理的かつ機能的を求めるデザイン概念として紹介されることが多いですが、

これは生き物の体にも同じようなことが言えそうです。

例えばラクダのコブは

厳しい砂漠で生きていくのに脂肪をためているものであり、

コブとして体の1か所に脂肪を集めておくと、体の熱をにがすのに便利という理由があるそうです。

 

また、トナカイの目は冬になると青く変化します。

これは冬場、太陽がほとんど見えなくなる北極圏で眼から逃れてしまう光の量を少なくする効果があります。

 

このように動物の形態も進化の中で様々な機能に従って変化してきたのですが、

人間の体ってどのくらい今の環境に適しているんでしょうね??

 

このまま、行くとマスクがかけやすい顔の形とかに変化したりするんでしょうか?笑

 

本当なら呼吸器にフィルターができるとかマスクがいらないような機能に進化して欲しいですが、

マスクをしている限り、そのようにはならなそう・・・

 

そう考えると、人間自ら生み出した技術が進化に影響を与えているような感覚ですね。

技術で補えてしまっている機能については進化が停滞しそうな予感・・・

 

逆に補い切れていない部分や酷使している部分はどんどん形を変えていきそう。

近未来人は視覚情報が増え目が大きくなるといった予想も聞いたことがあります。

 

指はおそらく5本から変わることはなさそうな気がします。

世の中、5本指に最適化された製品ばかりですから、それを使い続ける限りこの方が都合が良いでしょう。

 

考えてみると1日の中で人工物以外のモノに触れることってあまりないかも

人間は人間の作った環境の中でこれからも進化していくんですね。

 

考えてみると面白い!

 

今日はこのくらいで

 

OGA