どうも小笠原です。

 

今日は技術の進歩によって失われる楽しみがあることに気づいた話

技術の進歩って基本的には楽しみが増えるものですよね。

 

先日、HENKAでもAR機器に関するアイデア出しワークショップのプロジェクトを行い

実際にAR体験をしたのですが、

オフィスの壁から色々なものが出現したり立体のブロックを床に敷き詰めたり、まるで魔法のような体験でワクワクしてしまいました。

 

色々な最先端の企業の方とお会いすると、脳波で機器を操作する話や感覚や身体のシェアの話など

気づかないうちにこんなに技術は進んでいたんだ!!?と驚かされることばかりです。

 

さて、

どんどんできることが増えて色々なサービスのクオリティ、精度が上がっている最近ですが

それに伴って消えてしまう楽しみも少しあるなぁということに気がつきました。

 

1つは自動字幕

 

少し前にTwitterで「ヒカキン自動生成字幕画像Bot」というものが流行りました。

 

これはYouTuberのヒカキンさんの動画にYouTubeの自動字幕機能で

間違った字幕が表示されたシーンのスクリーンショットをツイートするアカウントなんですが、

かなりシュールな間違い字幕が表示されていたりして思わず笑ってしまうものばかりなんです笑

 

これは自動字幕生成の精度が完璧でないからこそ生まれた面白さですよね。

今後、精度がますに連れて失われていってしまう文化だと思います。

 

他には

AI画像生成での失敗画像などもそうかなと思います。

リロードのたびにAIで人の顔を生成するサイトがあるんですが、

何度かに一度人間に見えない生き物が誕生したりします笑

 

再翻訳の文化もいずれは失われてしまうのかなと思います。

 

翻訳サイトなどで日本語から一度英語に翻訳し、

その英語をもう一度日本語へ翻訳するとめちゃくちゃな文章や

「えwそう訳したの??w」みたいな単語があって面白いというものですね。

 

これも翻訳の精度が上がれば上がるほど面白味は下がっていくでしょう。

 

思えば心霊映像も昔はそもそもカメラの画質が悪かったからこそ

真偽が定かでなく興味深かったのですが、

 

今は画質がいいものは妙にCG感が出てしまっていたり、本物っぽく見えるものでも「CGで作れるんじゃ??」とか

画質が悪くても「今時こんな画質って偽物とバレないようにわざと落としてるんじゃ??」と思ってしまい

素直な気持ちで楽しめなくなっていますね笑

 

技術の進歩は嬉しいけれど、前に進むには失うものもあるんだなと

少し寂しくもなってしまいました・・・笑

 

だから今を楽しむことが大切なんですね!!!

(よし上手いこと締まったぞ)

 

今日はこのくらいで

 

OGA