第1回 HENKAメンバー 対談インタビュー
代表 宇田川 直哉(うだ):
デザイナー 小倉 克洋(おぐ):
インタビュアー 坂本 千尋(さか):
●デザイナーのやりがいって??
さか:
デザイナーという仕事でやりがいを感じる瞬間、またツラいっ!と感じる瞬間はありますか?
おぐ:
やっぱりクライアントさんが喜んでくれたり、自分たちの名前はでなかったとしても、関わったプロジェクトが話題になったり、評価されてクライアントさんが喜んでくれた時は嬉しいですね。あとは、打ち合わせを楽しんでくれたなって時かな。フライデーポップも、お客さんが楽しんで帰ってくれたな〜って思える時は嬉しいです。
※フライデーポップはHENKAが行っているオリジナルイベントです!
そもそも、魅力がないってフラれてる人間なんで、喜んでもらったり、必要とされると素直に嬉しいです(笑)
あと、仕事しててツラいって思う時はあんまりないけど、いろんな事情で家に帰れない日が2.3日続くと体力的にもしんどいですね。そろそろ、家のベッドで寝たいって思う(笑)
うだ:
僕はお金を出してもらって、自分に依頼をしてくれること自体がとても誇らしくて、有難いことだと思っているので、基本的にすべての仕事にやりがいを感じています。だから、難しければ難しいほど、やりがいを感じますね。あと、他の職業にも通じるかもしれませんが、革新的なアイデアをひらめいたり、解決の道筋が見えたりした時は、うれしいというか、テンションが上がりますね。
おぐ:
それは、あるね。これじゃね!?って閃く時は楽しいよね!
うだ:
そうそう。ツラいエピソードで言うと、学生時代に先輩のデザイナーアシスタントのバイトをしてた時のことかな。次の日の打ち合わせに向けて、一晩中作業してたんだけど、自分のやってたことが全然役に立ちそうにないってわかった時はつらかった(笑)
せっかく頼ってもらっていたのに、力になれなかったのが悔しくて情けなくてね〜。早朝の電車で泣きながら帰りました。でも、今思うと、僕より泣きたいのは先輩のデザイナーさんだったと思うけど(笑)
●デザイン業界を目指す方へのアドバイスを…
さか:
二人からデザイン業界を目指す若い方に、メッセージをください。
おぐ:
よっぽど、志や目的がないと大変かもしれない。これからは3Dプリンターとかクラウドファウンディングとか、なんでも自分で作れる時代だから、会社のお抱えデザイナーになるよりどんどん、自分で作って発表していった方がいいかもしれないですね。
さか:
行動力は大事ですね。
おぐ:
あと、これからはなんのデザインやるにせよ、右脳と左脳どっちも使える必要があると思います。デザインコンサルティングにいきたいなら特に。
ロジックは仕事をしながら勉強して身につけられるけど、エモーショナルな部分、デザインのセンスを養うのは、後からだと、けっこう厳しい。学生のときに、刺激的な友人に囲まれて、しっかりデザインのベースを勉強していた方がいいと思います。
うだ:
そう、デザインコンサルティングに行きたいなら、「ゆるやかロジカル」をやった方がいいですね。
おぐ:
あと、デザイナーがモテそうって思ってるやつ、デザイナーはモテないぞ。男子はモテる職業に行け!
さか:
ロジックのないデザインを書き出すだけなら、AIに取って変わられるかもしれないですしね。右脳的、左脳的な発想、テクニックのバランスが良くないとダメだと。デザイナーがモテないかどうかは知りませんが(笑)
うだ:
デザイナーという仕事は、「クリエイター」と同じように定義が曖昧になっていると思います。ユーチューバーだって、デザイナーって言えなくはない時代。
そうなると、一言でデザイナーって括ってメッセージを伝えるのは難しい気もしますが、なんであれ、人を好きでいた方がいい。
デザインも仕事も人間ありきだと思うので。本当に人付き合いは超大事だと思います。学生のうちにコミュニケーション能力は鍛えておいて損はないですね。
さか:
宇田川さんからそのアドバイスが出るのは意外でした。
うだ:
だって、やっぱ人間関係の問題の方がきついからね(笑)
おぐ:
確かに、おれも人間関係の悩みの方がつらい(笑)人間関係はダメージがでかいからねぇ。
さか:
二人とも人間関係悩みすぎ(笑)そこはゆるやかロジカルで解決しましょうよ(笑)
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以上、第1回 HENKA メンバー対談インタビューでした!長々とお読みいただき、ありがとうございました!
継続してやっていきたいと思っておりますので、彼らにこんなこと聞いといて、って話題があれば教えてください!
引き続き、よろしくお願いいたします〜!